こんにちは、ヘナマイスター®︎齋藤です。
「インド旅行記②」です。
長年ヘナに携わっていながら「初インド」
これまでたくさんの「インド話」は聞いていました。
が、しかし実際に 「見て 」「聞いて」「 感じる」 のは違いました。
大昔、インドから送られてきたヘナの袋を開けたところ
半分が「小石」だったり「枝」だった事があった。
インド人め!!とその時は憤慨したのを覚えています。
ですが、みんなお金が欲しいんですよ。
1円でも10円でも稼ぎたい。
だから、日本でも犯罪が起きる訳ですよね?
しかしながら、我々と彼ら(インド人)の決定的な違いは
「明日のお金さえない」
と、私には見えました。だからこそのズル。
けど、会って目を見て話をすると
みんな、悪い人じゃない。
「会う」「話す」「見る」「感じる」事の大事さ、大切さ。
そうする事でお客様に「間違いのないヘナ」が提供できる。
Matthewのヘナを製造している工場の周りは「国内有名ヘナブランド」の工場
がたくさん集中しているエリア。
◯◯ヘナさんの工場、ここは××ヘナの工場と。
その◯◯さんも××さんも「天然100%」を謳っている。
けれどなぜか、その工場の表には「偽物ヘナ(ケジュリ)」が山積みになっている。(ケミカルではありませんがヘナでもない)
(ヘナ畑に生息する偽物ヘナの木 ケジュリ)
(ケジュリの粉末です。一見、ヘナに見えます)
◯◯さんも××さんも「偽物」とは言いませんし、私にはわかりません。
同じ工場で「天然ヘナ」と「混ぜ物ヘナ」を作っている。
(日本の化粧品工場で無添加ラインと添加物ラインが隣合わせにあるようなものとご理解ください)
彼ら(インド人)が少しでも利益を得ようと思ったら、安価な偽物ヘナを混ぜる事も容易なはずです。
では、そうされない。そうさせない為には?
そう、それにはやはり渡印し、目を見て、話をして
「こいつのヘナを私たちは作っているんだ」とわかってもらう事。
最後は『信頼関係』なんだと感じた、今回のインド視察でした。